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●体験談3 40代男性 コピーライター T.T.さん
ロルフィングを受けて
★受けようと思ったきっかけ
数年来、慢性的な肩こりや腰痛、右太股の外側のコリに悩まされていました。
鍼灸治療やマッサージで一応は治るのですが、1週間も経たないうちに同じ症状がぶり返します。「まあ、年も年だし、仕方ないのかな」と思う一方で、残りの人生をこのぎくしゃくした身体で過ごすのはちょっと辛い話だなあ、とも感じて
いました。そんな時に「新・ボディワークのすすめ」という本を読み、その中でロルフィングの存在を知り、相当期待できそうなので受けてみる決心をしました。
10セッションを終えて3ヶ月以上が経過していますが、結論から言うと、ロルフィングは期待をはるかに上回るものをもたらしてくれました。先に挙げた肩こり、腰痛などはきれいさっぱり解消され、ぶり返す気配もありません。でも、そんな効果はロルフィングがくれたもののほんの一部に過ぎない、とさえ言えると思います。
★ファーストセッション
初めてのセッションを受けた後の1週間のことは、未だに鮮明に覚えています。とにかく「呼吸(いき)」が気持ちいいのです。吸うときには、空気が「するするする」と幾らでも入ってくるように感じられます。何という気持ちの良さでしょう! そして、吐くときの開放感!
特別な深呼吸ではなく、何気ない呼吸の一息一息が、すべて素晴らしい体験として感じられます。地下鉄のホームで電車を待っていても、まるでリゾートのビーチチェアでくつろいでいるかのような気持ちのよさです。「息をするというのは、こういうことだったのか!」「人間というものはちゃんと息をするだけで、こんなにも気持ちがよいものなのか!」と本当にビックリしました。
★驚きと楽しさ
ロルフィングを受けている間は、本当に「ビックリ」の連続でした。
「立つということは、本当はこういうことだったのか!」「歩くということは、こういうことだったのか!」
セッションの後には必ずこのような感覚と驚きがあり、それが1週間の間にじっくりと統合されていきます。
10セッションを終えた後には、すっかり姿勢も良くなり、周囲から「どうしたの? 最近元気そうじゃない?」と良く言われるまでになりました。表情も明るくなり、「何となく余裕を感じさせる」のだそうです。「身長伸びた?」とバカな事を聞いたヤツもいました。40歳過ぎて伸びる訳はないのですが、でも、印象としては、背が高くなった感じらしいのです。
ひきやすかった風邪もひかなくなり、夜もぐっすり眠れるし、目覚めも爽快です。姿勢を整えるということに、ここまでの効果があるとは思いませんでした。
1回1回のセッションが「楽しい」のもロルフィングの魅力だと思います。事前に集めた情報だと「ロルフィングは痛い」という記述が多かったのですが、決してそんなことはありません。この辺の感じ方は個人差が大きいのでしょうが、少なくとも僕の場合は痛みを感じることはほとんどありませんでした。もちろん個所によっては「痛み」と言える感覚がある場合もありましたが、それでもそれまでに受けたことのあるマッサージや整体などの痛みに較べれば「ないも同然」といったレベルでした。全体的にはとても繊細なボディワークだと思います。
そしてマッサージや鍼灸治療が完全に「受け身」的なのに対して、ロルフィングでは受けている人間に「やることがある」のも楽しさの一要素です。例えば、膝を立てて仰向けに寝た状態で「ゆっくりと足をひきよせる」ように指示されます。そしてその動きにあわせてロルファーのストローク。上手くできると、「ああ、コラボレートしている!」という満足感があります。
★ある時のビックリ!
ある時セッションが一段落してから鏡の前で姿勢をチェックすると、やや右肩が落ちていました。再び仰向けになるとロルファーから「身体が天地方向に伸びるようなイメージで身体の右側に呼吸を通してください」という指示があります。「身体の右側に」?、「息を通す」?……??????…… なんのこっちゃと思いつつも、何とかそれらしいイメージを作って呼吸をすると、ロルファーが「そうそう」と言います。「あれ? ぼくちゃんとできてるんだ」と思ったその時に、ロルファーが足首をもって軽く下に引きました。するとあらびっくり、足が「ずるずるっ」と言う感じで伸びていくのが体感できるではありませんか!
「おい、おい、嘘だろ」と思いながら再び鏡の前に立つと、ちゃんと右肩が正しい位置にあります。思わず「からだって、不思議!」とつぶやいてしまいました。
この「からだの不思議(な力)」を毎回、毎回発見できるのは、ものすごく「楽しい」経験でした。自分のからだに向かって「おい、お前って本当に不思議で、すごいヤツなんだな」と、心の中で話しかけてしまったことも何度もあります。
★身体と気づき
このようなセッションを繰り返す内に、意識が「からだ」に対して徐々に開かれていったことも大きな収穫でした。それまでいかに「頭でっかち」な生き方をしてきたか。そしてそのことが自分の可能性をいかに狭めてきたかが、よく分かりました。自分の「からだ」がとても素晴らしい「知恵」を持っていること。
「からだ」に対して心を開いていくことで、「いま、ここに」生きることができるということ。ロルフィングのセッションの中で得たこういった気づきは(妙な表現ですが)、「生きる勇気」につながっているように感じています。
★受けようと思っている人に
もちろんロルフィングとて、魔法の万能薬ではありません。10セッションを完了するまでには、「辛い」時期もありました。身体の変化が統合されるまでは、多少ともぎくしゃくした感じがあります。また、一時的にイライラしやすくなった時期もありました。でも、それを超えた時に得られるものは、本当にかけがえのないものです。ちょっと大げさな表現かもしれませんが、ロルフィングは「からだ」と「こころ」と「人生」に効く。そんな実感が僕にはあります。
少なくとも「からだ」の悩みがある人は、一度は経験してみるといいと思います。
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